他言語化できず元言語があれになる。
このブログのタイトル More than Merrier!は、
完全に私、佐藤のノリでつけられたものだったりする。
特に思い入れがある言葉でもなく、いっぱい(人が)いるほうが楽しい!的な
意味の英語で、言葉のコンセプトを気に入っている。
パーティーなどでよく言われる言葉であり、お客さんいっぱいのほうが嬉しい・幸せ
という場面で使われたりする。この日本語には中々変換できないところは好きだ。
通算2年、海外に留学していてチョロッと英語にかぶれている佐藤は
英語の日本語変換(日本語の英語変換)に難を感じる場面が多々ある。
チョロッと英語にかぶれているというだけなのに、前職含め英語関係の仕事がよく回ってくる。
一時期は建設用資材の名称を片っ端から英語に翻訳していた。
日本語でも理解できていないものを翻訳することになり、まさに涙目。
経費削減だか知らないが、半ギレで徹夜したのを覚えている。
しかし、その時に翻訳したのは、単語のみでまだかわいげがあった。
量が多いだけで質的には何の問題もなかった。
建設資材を翻訳したチョロッと英語にかぶれているだけの佐藤は
次に日本の居酒屋文化についての翻訳を迫られた。(営業職時代の話)
お通し、飲みニケーション、上座下座…などなど。
OH! EIGO WAKARA-NAI!!と言いたかった。部長みたいに。言いたかった。
当たり前だけれど、国の文化や社会システムに関わりが深い単語ほど
他言語化はしんどい。一日中もやもやするしんどさである。
あー、あれ、なんていうんだっけ、ほら、あれだよ、あれ。
という感覚が終始脳内を支配するのだ。
あー、そう。あれをあれして、あれすることを、一言でいうと、あれだよ。
てな具合でもう元の言語もあれになる。
また、飲み会で英語にかぶれている人たちが集まるとさらに収集が付かない。
酔っぱらってくると感覚に一番近いほうの言語を選びがちになる。
「By the way, he said I'm さげまん」的な。
内容の下劣さは置いといて、英語版ルー大柴状態である。
もう、togetherしちゃう。
こと英語に関しては直接的な強力な言葉づかいなので、
By the wayで grab attention してのさげまん発言である。
そして、Hoe/Bitchとはまた違ったニュアンスが必要なため日本語に戻ってくる。
何だかんだ言っているが、佐藤も英語かぶれである。
内輪でのみ使えるボキャブラリーではあるが、感覚に一番近い所で話せることは
実際には便利だとも感じている。しかし、元言語はあれになる。